ジェラート職人の想い
職人が愚直に向き合うジェラート
ジェラボではジェラート屋は寿司屋に近いと考えています。
季節により入ってくる食材が変わり、
日によって食材の状態も違います。
その日々変わる食材を見極めいかに美味しく仕上げるか。
直接的に味を引き出したり、
組み合わせで美味しく仕上げたり。
まさに職人が手作業で作るからこその味わいです。
牛乳への想い
大自然に囲まれた豊かな土地で酪農を営む
北海道赤井川村「山中牧場」から直送された「低温殺菌牛乳」を使用しています。
低温殺菌牛乳は賞味期限が短く一般流通に出回らないが、
牛乳本来の美味しさを感じられる牛乳です。
「1頭1頭の健康を第一」にと手間暇をかけて育てられた乳牛たちが、
牛乳本来の優しい甘味と濃厚なコクを生み出しています。
フルーツへの想い
ジェラボのフルーツを使ったジェラートには
牛乳も、
フルーツピューレも、香料も入りません。
旬のフルーツを剥いた後に糖度と水分の調整だけをして
そのままジェラートに仕上げます。
少ない素材で作るからこそ、
フルーツの味が良くなければ美味しいジェラートは作れないため、
当店で扱うフルーツの多くは「秀」もしくは「優」の高い品質のものを
使っています。
また、ただよいフルーツを使えばよいわけではなく、
フルーツには食べごろがあります。
職人が毎日フルーツの状態を確かめ、追熟を行い、
一番味と香りが出た瞬間を見極めます。
手作りへの想い
ジェラートは機械化された大量生産を目指した瞬間に本質が失われます。
均一化をされた味を求めると、生のフルーツは使えません。
季節によって牛乳の脂肪分も変わります。
この日々違う食材に向き合い、一番おいしく仕上げるには職人の見極め、技術、手間暇が不可欠になるからです。
そのことを知っているからこそ日々愚直に手作りでジェラートを作ります。
レシピへの想い
我々は1年間に100種類近くものジェラートを作ります。
南高梅は梅のヘタを取り漬けるところから始め、ジェラートになるまでに1ヶ月程度かかります。
チョコミントはミントの葉と茎をすべて外すところから始まります。
栗も茹でてすべて皮から外します、パイ生地は生地をこねるところから。
何度も試行錯誤を重ねて改良したレシピはもちろん、
手間をかけることが記載されたレシピが美味しいジェラートに変わります。
機械への想い
本物の機械でなければ美味しいジェラートはできません。
ジェラートの本場イタリア、ジェラボではイタリアから輸入した機械で
ジェラートづくりを行います。
ソフトクリームともアイスクリームとも違う、
ジェラートらしい滑らかさ、くちどけの良さ、濃厚な食材の味わいは
こだわりの機械から生み出されます。
1分、1℃単位で行える細かい設定に向き合い、
職人が求める最高の状態を表現いたします。